Howto - Compiling OmegaT from the source code

OmegaT 技術情報:
OmegaT のソースコードからのコンパイル

この技術情報では、OmegaT をソースコードからコンパイルする方法について説明します。

OmegaT は、クロスプラットフォーム版を含む複数のプラットフォーム向けにコンパイル済みで提供されています。したがってユーザーは、自分で OmegaT をコンパイルする必要はありません。OmegaT のコンパイルは、自分でコードを書き換えることを望むような開発者にかかわりがあります。

1. Java Development Kit(JDK)と Apache Ant をダウンロードしてインストールします。

変更したソースコードをコンパイルするには、さまざまなプログラムを利用できますが、最も便利なのは Apache Ant です。Java Development Kit(JDK)も必要です。

Java Development Kit のインストール方法によっては、Ant とともに機能させるには「JAVA_HOME」属性を変更しなければなりません。

2. コードのコンパイル

以下に示すフォルダー名は、説明のための便宜的なものです。バージョン番号は変わります。

コマンドラインウィンドウを開きます(コンソール、DOS プロンプトとも呼ばれます)。フォルダーを、OmegaT ソースコードのメインフォルダーに変更します(build.xml ファイルを含むフォルダー)。下記は一例です。

cd C:\My Documents\MyOmegat\OmegaT_2.2.3_Beta_Source

このフォルダー内から、Apache Ant の実行ファイルを起動します。下記のようなフルパスが必要かもしれません。

C:\Program Files\apache-ant-1.7.0-bin\apache-ant-1.7.0\bin\ant

コードのコンパイルに成功したら、「BUILD SUCCESSFUL」というメッセージが表示されます。そうでない場合はデバッグメッセージが表示され、どこに問題があるのかヒントが与えられます。

3. OmegaT の起動

コードのコンパイルに成功したら、コンパイルされた OmegaT が下記の場所に入ります。

OmegaT_2.2.3_Beta_Source\dist

そのままコマンドラインウィンドウで、このフォルダーをたとえば次のように変更します。

cd C:\My Documents\MyOmegat\OmegaT_1.8.0_01_Beta_Source\dist

そして、

java -jar OmegaT.jar

によって OmegaT を起動します。

4a. 変更例 1:分節の表示色の変更

フォルダー

src/org/omegat/gui/editor

の中のファイル SegmentBuilder.java をテキストエディターで開きます。

テキスト内の

return Styles.createAttributeSet(fg, Styles.COLOR_GREEN, true, null);

および

b = Styles.COLOR_GREEN;

という行の中の

COLOR_GREEN

COLOR_BLUE

に置換します。

フォルダー

src/org/omegat/util/gui

の中のファイル Styles.java をテキストエディターで開きます。

テキスト内の

public static final Color COLOR_GREEN = new Color(192, 255, 192);

という行の中の

COLOR_GREEN

COLOR_BLUE

に置換し、

192, 255, 192

225, 225, 255

に置換します。

4b. 変更例 2:参考訳文の数を 5 から 10 に増やす

フォルダー

/src/org/omegat/util

の中のファイル OConsts.java をテキストエディターで開きます。

テキスト内の

/** Number of fuzzy matches to display */
public static final int MAX_NEAR_STRINGS = 5;

という行の中の

= 5

= 10

に置換します。

いずれの例も、前述の要領でコンパイルとテストを行ってください。

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