Howto - OmegaT compatibility with Déjà Vu

OmegaT 技術情報:Déjà Vu との互換性

この技術情報では、OmegaT を Atril 社のコンピューター翻訳支援ツール Déjà Vu と連携させる方法について説明します。

背景

OmegaT ユーザーが、顧客から Déjà Vu 用のファイル形式で翻訳するよう依頼されたとします。Déjà Vu の「External Views」ファイル形式を使えば(Déjà Vu DVX の場合)、OmegaT で作業できます。

Déjà Vu の「External Views」

「External Views」ファイル形式は Déjà Vu DVX の機能です。この機能を使えば、Déjà Vu を所有していない人が Déjà Vu による翻訳結果を編集し、その結果を Déjà Vu へ戻すことが容易にできます。したがって、Déjà Vu ユーザーにこの機能を使ってファイルを準備してもらえば、Déjà Vu 以外の翻訳支援ツール(OmegaT を含む)を使うユーザーにも翻訳できるようになります。

Déjà Vu の「External Views」ファイルは、RTF 形式で複数列の表を含んでいます。表は原文列と訳文列に分かれており、セルは各分節の内容で埋められます。未翻訳の「External Views」ファイルの場合、訳文列が空になります。翻訳済みの「External Views」ファイルの場合、訳文列に訳文が入ります。このファイルを OmegaT で翻訳する手順は、以下の通りです。

1. ファイル形式を RTF から OpenDocument Format (ODF) に変換します。

2. External View ファイルのコピーを取り、原文列以外の内容をすべて削除します。

3. このファイルを OmegaT でふだん通りに翻訳します。分節内のインラインタグは、波括弧内に連番の数字を含んだ形式で表されています。つまり {1}、{2}... のような感じです。これらのタグについては、OmegaT 標準のインラインタグを扱うときと同じく、不用意に順序や個数を乱さないように注意してください。残念ながら、OmegaT 標準のインラインタグに適用できる機能(「タグ検証」、「タグを削除」、「原文のタグを挿入」など)は、この Déjà Vu 由来のインラインタグに対しては使えません。

4. 翻訳を終えて訳文ファイルを生成したら、訳文列をコピーして、原文ファイルの訳文列に貼り付けます。

5. ファイルを RTF 形式に逆変換します。

以上の手順を実施するためには、Déjà Vu ユーザーから原文ファイルを「External Views」形式で提供してもらう必要があります。ファイル形式とその出力方法の詳細については、Déjà Vu および他の翻訳支援ツールのユーザー向けに書かれた Atril 社の技術情報(PDF)と Kevin Lossner によるブログ記事(英語)を参照してください。

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